痩せるツボは本当にある?ダイエットにおすすめのツボ9選と生活習慣のコツ
本記事では、痩せたいときにおすすめのツボの位置や押し方、効果的な生活習慣について詳しく解説します。ダイエットに取り組んでいても、なかなか体重が減らないと悩んでいる方は、ぜひご覧ください。
目次
痩せるのに効果的なツボはある?

東洋医学では、体には経絡(けいらく)と呼ばれる気血の通り道があり、その上に点在するツボを刺激することで、巡りが整うと考えられています。
ダイエットに関連するものとしては、食欲のコントロールや代謝のサポート、むくみケアに役立つツボがあります。ツボを押すだけで劇的に痩せることは期待できませんが、適切な食事や運動と組み合わせることで、理想の体をつくるのに役立つでしょう。
特別な道具がいらないツボ押しマッサージは、自宅で手軽にできるセルフケアとして毎日の生活に取り入れやすいことも特徴です。
神戸にある漢方相談薬局「CoCo美漢方」田中友也さんが、“季節の養生法”をお届けする連載。…
【部位別】ダイエットにおすすめの痩せるツボ9選
ここからは、ダイエットのサポートに役立つとされるツボを、部位別に紹介します。それぞれのツボの位置や特徴を理解して、セルフケアに役立ててみてください。
お腹まわりに効果的なツボ
お腹まわりは脂肪がつきやすく、気になることもあるでしょう。ここでは、お腹のケアに役立つツボを3つ紹介します。
内庭(ないてい)|食べ過ぎが気になるときに

内庭(ないてい)は、足の人差し指と中指の付け根の間にあるツボです。足の甲側から2本の指の間をたどっていき、付け根の少し手前で指が止まるくぼみを探してみてください。押すとズーンと響いたような感覚がある場所です。
胃の調子に関わるツボとして知られており、食欲が落ち着かないときや、つい食べ過ぎてしまいそうなときにも効果的です。
指の付け根(みずかきのあたり)にあるため、押すときは、椅子に座って足を軽く持ち上げ、手の人差し指と親指でつまむように刺激してみてください。3〜5秒ほど押して離す動きを4〜5回くり返し、反対側の足も同じように行いましょう。
天枢(てんすう)|お腹のリズムを整えたいときに

天枢は、おへそから指3本分ほど外側にあるツボです。左右に1つずつあり、お腹の調子を整えたいときに効果的なツボとして知られています。
腸の動きに関わるツボでもあるため、便秘気味でスッキリしないときや、お腹の張りが気になるときにもおすすめです。天枢を続けて刺激することで、滞りがちな腸のリズムを整えるきっかけになりますよ。
押し方は、両手の人差し指・中指・薬指の3本を当て、左右同時にゆっくり圧をかけるのがコツです。息を吐きながら押して、吸うときにゆるめるリズムで、5〜10回ほど繰り返しましょう。
朝起きたときや寝る前など、リラックスできるタイミングにツボ押しのマッサージをしてみてください。
関元(かんげん)|冷えやすい体をいたわりたいときに

関元は、おへそから指4本分ほど下にあるツボです。下腹部が冷えやすい方や、体を内側から温めたいときに取り入れやすいツボとして知られています。
押すときは、両手の人差し指と中指を重ねて関元に当て、じんわり心地いい程度の強さで押しましょう。冷えが気になるときは、ツボ押しだけでなく、温かい飲み物をとったり湯船にゆっくり浸かるなど、体を冷やさない工夫も一緒に取り入れてみてください。
脚のむくみ・巡りにうれしいツボ
脚のむくみや重だるさが気になる方に、おすすめのツボを2つ紹介します。立ち仕事やデスクワークで、脚がパンパンにむくんでしまうという方は、ぜひご覧ください。
足三里(あしさんり)|運動と合わせて体づくりを支える

足三里は、ひざのお皿の外側から指4本分ほど下にあるツボです。すねの外側を触っていき、押して少し重たい痛みを感じるような場所を探してみてください。足のだるさを改善したいときや、体の巡りを整えたいときに効果的なツボです。
ウォーキングやジョギングなどで足をよく使った日や、運動の前後に刺激すると、疲れが残りにくくなるともいわれます。運動で頑張った脚をその日のうちに整えたいときは、足三里をやさしく押して、足の疲れをリフレッシュしてみてください。
三陰交(さんいんこう)|下半身の重だるさケアに

三陰交は、内くるぶしの一番高いところから指4本分ほど上、すねの骨(脛骨)の後ろ側のくぼみにあるツボです。内くるぶしから上に指をそろえて当て、骨のきわをなぞるように探してみてください。
下半身の巡りに関わるツボとして知られており、脚のむくみや冷えが気になるときのセルフケアに向いています。夕方になると靴下の跡が残る、脚が重だるいと感じる方は、ケアのひとつとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
三陰交は、親指をツボに当て、骨に向かってやさしく押しましょう。痛みを感じやすい場所でもあるため、強く押し込まず、心地よい程度の力加減で行ってください。あわせて足首を回す、ふくらはぎを軽くもむなどのケアも取り入れると効果的です。
ふくらはぎのむくみ悩みはありませんか? ふくらはぎに効果的なツボの位置や押し方、むくみが起…
二の腕・上半身を引き締めたいときのツボ
二の腕や上半身のたるみが気になる方に、おすすめのツボを2つ紹介します。むくみやコリをゆるめながら巡りを整え、すっきり見せにつなげてみてください。
曲池(きょくち)|腕まわりのケアに

曲池は、肘を曲げたときにできるシワの外側の端にあるツボです。腕まわりの巡りを促し、二の腕のケアに役立つとされています。腕を引き締めたい方や、肩こりが気になる方にもおすすめです。
デスクワークの合間や、テレビを見ているときなど、気づいたときに刺激できる手軽さが魅力です。腕立て伏せや軽いダンベル運動と組み合わせると、使った筋肉をほぐしながら巡りを整えられるため、二の腕のだるさや張りが残りにくくなります。
合谷(ごうこく)|全身の巡りを促したいときに

合谷は、手の甲側、親指と人差し指の骨が交わる場所から少し人差し指寄りにあるツボです。「万能のツボ」として知られ、全身の巡りに役立つとされています。頭痛や肩こり、ストレスケアにも効果的です。
押すときは、反対側の手の親指をツボに当てて、人差し指の骨に向かって圧をかけます。やや強めに3〜5秒ほど押し、ゆっくりと緩めるのを5〜10回繰り返しましょう。
いつでもどこでも刺激しやすいため、仕事の休憩時間や通勤中など、日常生活に取り入れやすいツボです。全身のケアをしたいときに、まず試してみてください。
顔をすっきり見せたいときのツボ
顔のむくみやたるみが気になる方に、フェイスラインをすっきり見せるのに役立つツボを2つ紹介します。朝のスキンケアをするときなどに、取り入れてみてください。
頬車(きょうしゃ)|フェイスラインのもたつきが気になるときに

頬車は、エラの角から少し内側、歯を食いしばったときに筋肉が盛り上がる部分にあるツボです。フェイスラインの引き締めに役立つとされるため、顔のむくみが気になるときにおすすめです。
押す際は、人差し指か中指を頬車に当てて、円を描くようにやさしくマッサージします。強く押しすぎず、心地よいと感じる程度の力加減で、左右それぞれ10〜20回ほど回してみてください。
朝起きたときに顔がむくみやすい場合は、洗顔後のスキンケアをするときに取り入れると効果的です。リンパの流れを意識しながら、耳の下に向かって流すようにマッサージしてみてください。
四白(しはく)|目の下のむくみが気になるときに

四白は、目の中心の真下、指幅1本分ほど下がったくぼみにあるツボです。目の下のむくみやクマのケアに役立つとされるため、目元をすっきり見せたいときにおすすめです。
押すときは、人差し指をツボに当てて、皮膚に向かって垂直に押します。目の近くなので、力を入れすぎないよう注意が必要です。1回3秒ほど、左右それぞれ5〜10回繰り返してください。
目元の皮膚は薄くデリケートなため、摩擦を避けてやさしく行うことが大切です。アイクリームやスキンケアオイルを使って、肌への負担を抑えつつ心地よくマッサージできますよ。
ダイエットに効果的なツボは、足にもあります。足つぼダイエットについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
足裏には、ダイエットに有効な足つぼ(反射区)が点在。ここでは、代謝を上げたりむくみを改善し…
ツボ押しとともに取り入れたい痩せるのに効果的な生活習慣
ツボ押しだけでなく、日々の生活習慣を見直すことも、ダイエットには欠かせません。ここでは、健康的に体重管理をするために大切な3つのポイントを紹介します。
バランスのとれた食事を意識する

バランスの良い食事とは、食べる量を減らしすぎず、体に必要な栄養をまんべんなくとることです。炭水化物、タンパク質、脂質を偏らせず、野菜や海藻などでビタミン、ミネラルも補うことで、代謝を保ちながら健康的な体づくりができるでしょう。
また、朝食を抜いたり夜遅くに偏って食べたりすると体内リズムが乱れやすいため、できる範囲で規則正しく3食を意識することも大切です。無理なく続けられる形で、食材の組み合わせを少しずつ整えていきましょう。
運動習慣をつける

適度な運動は、消費カロリーを増やすだけでなく、筋肉量を維持し、代謝を高めるのに役立ちます。激しい運動をする必要はなく、ウォーキングやストレッチなど、続けやすいものから始めてみてください。
週に2〜3回、30分程度の有酸素運動を取り入れると効果的です。ウォーキングやジョギング、サイクリングなど、自分が楽しめるものを選ぶことで、継続しやすくなります。また、筋トレを組み合わせることで、引き締まった体づくりができるでしょう。
日常生活でも、エレベーターではなく階段を使ったり、一駅分歩いたりするなど、体を動かす機会を増やすことが大切です。こまめに体を動かす習慣が、長期的な体重管理につながります。
腹筋ダイエットについて、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
お腹痩せを目指すなら、腹筋を意識したダイエットは有効な方法の1つ。単に腹筋運動をするだけで…
睡眠の質を高める
質のよい睡眠は、ダイエットにも深く関わっています。睡眠不足になると、食欲を増進させるホルモンが分泌されやすくなり、つい食べ過ぎてしまう傾向があります。また、疲労が蓄積して運動する意欲が低下する可能性もあるでしょう。
成人の場合、1日7〜8時間程度の睡眠が理想的とされています。寝る前にスマートフォンやパソコンの画面を見ると、ブルーライトの影響で寝つきが悪くなる恐れがあるため、就寝1時間前には控えましょう。
ぐっすり眠るためには、寝る環境を整えることも大切です。部屋を暗くして、寝具を心地よいものにし、暑すぎず寒すぎない室温にすると、深く眠りやすくなります。毎日できるだけ同じ時間に寝起きする習慣も、体づくりの土台になります。
ツボ押しはむくみ改善や引き締めに効果が見込める

ツボ押しマッサージは食欲のコントロールや脚のむくみケアに役立ち、毎日のセルフケアとしても取り入れやすい方法です。ツボを刺激するときには、心地よいと感じる程度の強さで、無理のない範囲で続けることが大切です。
また、バランスのとれた食事、適度な運動、質のよい睡眠といった生活習慣の見直しも、健康的な体づくりには欠かせません。本記事で紹介したツボとともに、毎日の生活に取り入れてみてください。
[ 監修者 ]

















