たるみの正体は老廃物！首をなでるだけでリフトアップするテクとは？
リンパの流れが滞ると老廃物や余分な脂肪、水分が顔のまわりにあふれ出して、たるみを引き起こす原因になります。ご紹介するマッサージをすれば、リンパや老廃物の流れが改善し、顔全体が引き締まります！
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目次
たるみの正体は老廃物！ なでるだけでラクに排出
「加齢とともに顔の表情筋が衰えると、リンパの流れが滞りがちに。すると、詰まった下水道から下水があふれるように老廃物や余分な脂肪、水分が顔のまわりにあふれ出し、たるみを引き起こす原因になります」と言うのは、エステティシャンの木村沙織さん。
長時間スマホを見るなど前かがみの姿勢が続いたり、マスク生活で顔の筋肉をあまり動かさなかったりすることも、リンパの流れを悪化させるリスクに。
「リンパは筋肉のポンプ作用で押し流すか、リンパに沿ってマッサージをすることでしか流れません。おすすめのリンパマッサージは、まず首から鎖骨、胸元をなでるようにさすり、リンパの大本の詰まりを改善。それから顔のリンパを流すことで、顔全体を引き締めます」
ポイントは圧力をかけずに優しくなでること。力を入れすぎるとストレスがかかって筋肉が緊張し、リンパが流れにくくなります。なお、血行が良くなる入浴中はリンパが流れすぎるので避けましょう。
リンパマッサージのココがスゴい！
くすみが改善されて肌が明るく
リンパ以外に、血液の流れもスムーズに。くすみが改善されてワントーン明るい肌色に。
たるみ・シワを改善
顔にたまった老廃物や余分な水分、脂肪を流して、たるみを改善。シワも薄く。
首・肩コリを和らげる
首と肩のリンパを流すと筋肉がゆるみ、老廃物も流れてコリを改善。疲れも和らぎます。
免疫力アップ
ウイルスや細菌を撃退する役目を持つリンパ節。その働きを助け、免疫力を高めます。
リンパマッサージのやり方
（１）「首→鎖骨→胸の谷間」へリンパを流す
右手で首の左側全体を包み、肩→鎖骨へ手を移動。鎖骨の上下を人差し指と中指で挟みつつ胸元まで手を移動させたら指先を下に向けてそろえ、胸の谷間へと流す。これを3回行う。右側も同様に。
★ポイント★ 鎖骨の上下を人差し指と中指でしっかりと挟むのがポイント。
★ポイント★ 鎖骨周辺は老廃物がたまりやすいので、指先を下に向け、しっかり胸の谷間へと流す。
（２）手を「ヤッホー」の形にして顔をなで上げる
両手を「ヤッホー」の形にして親指をあごの下に、人差し指を頰と鼻に密着。こめかみに向かって、頰を引き上げるように手をすべらせ頭皮まで流す。これを3回行う。
★ポイント★ こめかみまで手をすべらせたら、手をパーの形に変えてなで上げる。
★ポイント★ 頭皮にはリンパが集中しているので、髪の生え際までしっかり流す。
首をなでるだけで全身の老廃物の7割が流れる！
リンパ液は全身の老廃物を回収したあと、左の鎖骨のリンパ節に流れ込みます。そのため耳の後ろから首、鎖骨へとマッサージすることでリンパの大本の詰まりが改善し、全身の老廃物の70％が流れます。また、右の鎖骨のリンパ節には顔の老廃物が多く流れ込むので、左右とも行うと効果UP！
「スキンケア後の習慣にして毎日続けると、たるみやむくみが起こりにくく。くすみが改善されるなど、うれしい効果がたくさんありますよ」
撮影／古谷利幸（F-REXon） モデル／中世古麻衣
（からだにいいこと2022年2月号より）
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