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入浴トレーニング

猫背を改善してムダ肉を引き締める入浴トレーニングのススメ

体への悪影響が大きい猫背をラクに改善し、気になる部位を引き締める入浴方法をご紹介します。水圧と浮力を利用すれば、バスタイムが姿勢改善とシェイプアップの時間になりますよ!

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水中の特徴を生かせば、引き締めの効率もアップ!

電車内でスマホを見る人たち

スマホを使用しているとき、ふと気がつくと自分も周囲の人も猫背になっている、なんてことありませんか? 体への悪影響が大きい猫背を、お風呂でラクに改善し、気になる部位も引き締められるワザがあるんです。

「湯船の中では、浮力の働きで体が重力から解放されます。すると、猫背の姿勢によって圧迫されていた背骨の椎間板が広がり、筋肉もほぐれるので、猫背など日中のゆがみがリセットされます」と、風呂トレインストラクターのゆきんちょさん。

背中の肉やポッコリお腹、タプタプ二の腕など、気になる部位には水圧が効果を発揮してくれるといいます。「お湯に浸かるだけで体には水圧がかかるので、ちょっとした動きでも筋肉への刺激がアップ。紹介する入浴トレーニング法は、舟をこぐように腕を動かすだけの手軽なメニューですが、水圧の働きによってお腹と背中を効率的に鍛えることができるんです」

入浴トレーニングのやり方

(1)息を吐きながら、腕を正面に伸ばす

お湯を肩までつかるようにたっぷり入れ、バスタブの底に座り、両ひざを立てる。「フゥ~」と息を吐きながら、手のひらを外側に向けて両腕を正面に伸ばす。上体は少し後ろに倒したまま、肩から腕を動かし、指先までしっかり伸ばす。腕を伸ばすときは、背中から腕、肘、指先へと出すイメージで。

<ポイント>
息を吐きながら、肩を前に動かして指先をしっかり伸ばして!

<意識するのは「腹筋」>
腹筋:両腕を正面に伸ばすと腹筋が使われます。腹筋は猫背の姿勢では使われにくく、衰えると腰痛の原因に。水圧とともに刺激を与え、ゆるんだ腹筋をリセット。

(2)息を吸いながら、腕を引く

息を吸いながらひじを曲げ、手首を正面に向けて腕を引き、左右の肩甲骨を寄せる。脇をしめて
こぶしは軽くにぎる。速く動かすほど効果がアップするので、その日の体調に合わせて調整を。(1)(2) を10 秒で10 回繰り返す。

<ポイント>
腹筋に力を入れて、脇をしめ、息を吸いながら肩甲骨を寄せる。

<意識するのは「肩甲骨」>
肩甲骨:猫背の人は肩が内側に入りやすく、肩甲骨の左右が離れてしまいます。ひじを寄せる動きで本来の正しい位置に戻すと、背中の筋肉も使われやすい状態に。

入浴トレーニングのココがすごい!

浴槽

安全で運動効率が高い

水中では浮力によって体が軽くなり、関節への負担が減少。一方、水中で体を動かすと、水圧がかかるため、圧をかけながら鍛える「加圧トレーニング」のように効率的な運動になります。

温熱効果で血流アップ

お湯に浸かると血管が広がり、血流を促進。筋肉が柔らかくなるので、体のコリがほぐれて、血液とともに栄養が全身をめぐり、代謝もアップ。冷えやむくみも改善されます。

褐色脂肪細胞が活性化する

褐色脂肪細胞とは、脂肪を燃やしてエネルギーを作り出す細胞のこと。肩甲骨の間にあり、ご紹介した「入浴トレーニング」の動きで背中を刺激すると活性化し、ヤセやすい体にしてくれます。

今日からバスタイムは姿勢改善とシェイプアップの時間に! ぜひ試してみてください。

撮影/神尾典行 モデル/倉松すみれ 
(からだにいいこと2021年4月号より)

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