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脇腹ストレッチ

筋肉中の糖がエネルギーに変わる食後の脇腹ストレッチで美くびれ出現

食事の後に筋肉を伸ばすと、摂取した糖の多くが筋肉に吸収されて、脂肪細胞の肥大化を和らげます。食後に行う簡単テクで、ぶ厚い脇腹「浮き輪肉」の対策をしませんか?

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お腹や背中のコリに働いて寸胴な体形がスリムに!

女性のウエスト

「ストレッチをおすすめする理由は、柔軟性を高めて可動域を広げるためだけではありません」と、パーソナルトレーナーの比嘉一雄さん。

「筋肉が力んで固まった状態が『コリ』。ゆがみはコリによって引き起こされます。特に、脇腹の筋肉や背中の脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)が固まると、背中が丸まり老けて見えるうえに、腰痛の原因にもなるので注意が必要です」

筋肉を伸ばせば、お腹や背中まわりのコリに働いて姿勢も改善。さらに、太りにくい体質に変わるとも。その理由とは?

「血糖値が上昇する食後に今回紹介する脇腹ストレッチをすると、筋肉が伸ばされる刺激によって、筋肉中の“GLUT4(グルットフォー)”という物質が活性化されます。すると、摂取された糖が筋肉に多く吸収され、脂肪が増えるのを間接的に防げます」

単純な動きに見えますが、左右行うことで複数の筋肉に刺激を与えられます。終えた頃にはコリが緩和し、心地よさを感じられるはずですよ。

「脇腹ストレッチ」の効果

食後に「脇腹ストレッチ」をすると

食事で白米やパンなどに含まれる糖質を摂取した後、脇腹の筋肉を伸ばして刺激を与える「脇腹ストレッチ」をすると、こんな効果が期待できます。

女性らしい“くびれ”ができる

くびれた女性のウエスト

筋肉を伸ばすと、「GLUT4」という筋肉中の物質が活性化。多くの糖を筋肉に取り込み、脂肪細胞が肥大化するのを防ぎます。

→糖をエネルギーとして筋肉が育ち、代謝UP。脇腹が引き締まり、憧れのくびれが出現。

食後に「脇腹ストレッチ」をしないと

食後のゴロ寝は「食べただけ太る」無限ループの入り口です。

“浮き輪肉”が厚くなる

浮き輪肉がついたウエスト

実は脂肪の中にも「GLUT4」が存在。「GLUT4」が呼び起こされ、糖をどんどん取り込んで脂肪が大きくなる。

→脇腹に浮き輪のように肉がついてしまう。ズボンの上にハミ肉がある人は要注意。

「脇腹ストレッチ」でリセットされるのは脊柱起立筋

脊柱起立筋

姿勢を保ち、体を前後左右に倒すときに使う筋肉「脊柱起立筋」のコリをリセットします。

「脇腹ストレッチ」のやり方

(1)右手を後頭部に当て右足つま先を立てる

右手を後頭部に当て右足つま先を立てる

つま先を正面に向けて、背筋を伸ばし、まっすぐ立つ。右ひじを曲げて後頭部に当てる。右足はつま先立ちになり、つま先は外側に向ける。

(2)右側の脇を曲げてひじとひざをつける

右側の脇を曲げてひじとひざをつける

上半身を右側に倒しながら右足のひざを上げる。右ひじと右ひざで押し合うようにタッチする。(1)(2)をテンポよく5回タッチ。反対側も同様に行う。

▶︎これはOK

壁を使う

壁を使うとバランスが安定します。

▶︎これはNG

体が前に倒れるのはNG

体が前に倒れると効果が出にくいです。

食後の簡単ストレッチで体をリセット! お腹周りの余分な脂肪に立ち向かいませんか?

撮影/神尾典行 モデル/倉松すみれ 
(からだにいいこと2021年4月号より)

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