
人気ミニマリストおふみさんのモノ・コトを「未練も罪悪感もなく減らすコツ」
増えていくばかりの不要なモノやコト。思い切って手放すことで、もっと快適に過ごせるようになるかもしれません。本当に必要なものの見分け方を知って、不要なモノ・コトを無理なく減らしていきましょう!
目次
周囲のモノとコトを見直せば、心までスッキリ軽く!

使わない「モノ」がなかなか捨てられない。なんとなく続けている「コト(習慣)」がやめられない。そんな悩みはありませんか?
ブログや書籍が人気のミニマリスト・おふみさんは、こう話します。「私がモノを手放す理由は、自由時間を増やすため。たとえば、部屋にソファがあれば、そこでくつろげる反面、ソファのメンテナンスをしたり、ソファを動かして掃除機をかけたりする時間が増えます。それなら畳の上でくつろぐほうが自分の時間が増えるので、私はソファを手放しました。また、プレゼントをもらうなど、生活しているだけでモノは増えます。『何かが増えたら別のモノを捨てる』と決めておくことも、モノを減らすコツです」
では、なんとなく続けているコトを見直すには、どうしたらよいでしょう。「そもそも、なぜ自分はその習慣を行っているのか。それをやめた場合のストレスをどうしたら減らせるのかを考えましょう。たとえば『そもそも、なぜ私は晩酌をするのか』を考え、それに替わるストレスのない解決策を探ると、どうすべきか見えてきます」
おふみさんが減らしたモノ
何年も着ていない服や思い出の品。なかなか捨てられないモノを手放せば、家の中も暮らしも、より快適になります。
【42型の大きなテレビ】大型テレビを処分して小型で持ち運べるテレビを購入

リビングにあった42型の大きなテレビを処分して、19型の持ち運べるテレビを購入しました。場所を取らず、好きな場所で視聴が可能なうえ、掃除もしやすくなりました。
【着ない服と履かないシューズ】「保留袋」を作って着ない服を一時保管

着ないけれど捨てられない服を入れておく「保留袋」を作っています。その中の夏服を今年も着なかったので処分。また、「いつかスポーツクラブに入会しよう」と、とっておいたランニングシューズも処分しました。
【思い出の品】箱に入るぶんだけ大切にとっておく

きれいな靴箱を「思い出ボックス」として活用。保管する量の上限を「箱に入るぶんだけ」と決めています。それを超えたり、箱に入らない大きさのものが出てきたりしたら、写真を撮ってデータで保存してから手放します。
おふみさんが減らしたコト
不便さやストレスを感じていた習慣を見直して、新しい習慣に変えていくことで、毎日を心地よく過ごせます。
【じっとテレビを観る時間】“ながら視聴”でストレスを軽減

以前は映画やドラマなどを、じっと集中して観ていましたが、なかなか観る時間が取れずストレスが溜まるように。そこで、ほかの作業をしながら動画配信サービスを観るようにしたら、ストレスが減りました。
【晩酌】お酒を飲む理由を探り飲酒量を減らす

コロナ禍でおうち時間が増え、飲酒量も増加。「なぜ自分はお酒が飲みたいのか」を考えてみたら、「夕食時にシュワッとした甘くないものが飲みたい」ことに気づきました。そこで炭酸水をケース買い。飲酒量が約半分に!
【ポイントカードを持ち歩く】よく行く店のカードだけ残してスマホアプリで管理する

ポイントカードは財布に入れるとかさばり、カードケースに入れると家に忘れがち。スーパーなどよく行く店のカードだけ残して、スマホのポイントカード専用アプリで管理することに。
本当に必要なものを見分けることが大切!

ただ、モノもコトも減らした状態を無理にキープする必要はないそう。
「自分を取り巻く状況は日々変化します。今の自分に合わせて、時には増やすことも大切です。そうすることで、無理せず身軽に過ごせますよ」
おふみさんが増やしたモノ
食料品のストッカー

以前は家に食料品を備蓄していませんでしたが、コロナ禍で備蓄が必要に。そこで3段式のストッカーを購入。雑多に置いていた食料品を分類して収納でき、在庫管理がしやすくなりました。
おふみさんが増やしたコト
メイクの工程

会社員時代は毎日のメイクが「面倒で時短化したいもの」だったため工程を減らしていました。今は週2~3回しかメイクをせず、「楽しみなもの」に変化。メイクの工程を復活させました。
(からだにいいこと2021年2月号より)
[ 監修者 ]