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わき腹のばし

寝る前の30秒で美くびれを目指すテク「わき腹のばし」

ご紹介する「わき腹のばし」は、老廃物の排出や、女性ホルモン力のアップを促す「肝」の働きを整えます。おまけに脂肪の燃焼効果で、美くびれ作りにも期待大。早速ためしてみてください。

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「肝」の調子が上がれば、女性ホルモン力も気分も上向きに

肝臓

「東洋医学における『肝(かん)』は、心と体のバランスを整えるスイッチのような役割を持っています」と、更年期トータルケアインストラクターの永田京子さん。

肝には、生命活動に欠かせないエネルギーである「気」を巡らせたり、気の働きによって流れる「血(けつ)」を溜めたりする働きが。肝の調子が良くなると、それにともない、栄養を含んだ良い血液が全身を巡りやすくなります。すると自律神経やメンタルが整い、女性ホルモンもきちんと働くように。

「わき腹のばし」は、肝と関係の深い気・血の通り道「肝経(かんけい)」を伸ばします。女性ホルモンが整うほか、伸ばす動きで代謝が上がると脂肪が燃え、美くびれ作りにも。

「寝る前に行えば、自律神経が整うので、よい睡眠にもつながります。また、ストレッチ効果で血流やリンパの流れが改善されるので、寝ている間に体内の老廃物が流れ、朝一番の尿で排出されます!」

「肝」の力で女性ホルモン力アップ!

肝の働きが低下すると、生理不順になったり、自律神経のバランスが乱れたりと、さまざまな不調が。「わき腹のばし」で肝を整えれば、良い気・良い血が全身を巡りはじめ、女性ホルモンのバランスが整います。更年期など、女性特有の症状の改善も期待できます。

美くびれが作れる理由

「わき腹伸ばし」によって肋骨まわりが伸びることで、深い呼吸ができるように。すると代謝が上がり、余計な脂肪が燃えやすく! 体内の老廃物も流してくれるので、美しいくびれを作りたい人は毎日寝る前に続けてみて。

「わき腹のばし」のやり方

(1)左脚を伸ばし上体を後ろにひねる

左脚を伸ばし上体を後ろにひねる

左脚を伸ばし、右脚は曲げた状態で座る。右手を頭の横に軽く添え、上体を後方にひねる。首は、無理のない範囲で右後ろに向けて。気持ちいいと感じるところで5~10秒キープ。

(2)上体を左に倒して5~10秒キープ

上体を左に倒して5~10秒キープ

上半身を、伸ばしている脚と同じ方向に傾ける。わき腹が気持ちよく伸びる角度まで傾けたら、そこで5~10秒キープ。ゆっくり元の姿勢に戻り、反対側も同様に(1)~(2)を繰り返す。

上半身のみでもOK

疲れやイライラが気になるなら、寝る前に限らず、椅子に座った状態で上半身を傾けて肝経を伸ばして。上半身だけでも十分に効果あり。

「わき腹のばし」でこんなうれしい効果も

疲れ

疲れ

肝の働きが高まると、血の巡りが改善。老廃物が流れやすくなるため、疲労回復に効果あり。翌朝のすっきり感が変わるはず!

気分の落ち込み

気分の落ち込み

肝は気分のバランスをつかさどります。落ち込んだりイライラした日に行えば、肝が整って穏やかな気持ちが取り戻せます。

手足の冷え

手足の冷え

わき腹を伸ばすことで血流がアップすると、手指の先までしっかり血が巡るように。手ごわい冷えで寝つけない夜にもおすすめ。

女性ホルモンは加齢やストレスなどの影響を受けやすいもの。肝の働きを整えて、今から女性ホルモン力をパワーアップさせて。

撮影/神尾典行 モデル/川野由架子 
(からだにいいこと2021年2月号より)

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