
寝ながら顔をほぐして、二重あご、目元たるみをリセット!
顔の骨がズレると、そこについている筋肉が不自然な方向に引っ張られ、たるみの原因に。食いしばりグセのある人や気分が沈みがちな人は要注意です。ゆがみを整える“セルフエステ”で、二重あごも目元たるみもリセットしましょう!
目次
骨の“ズレ”を正せば、顔はもっと若返る!
骨のズレによるコリをほぐせば、さらに若顔を目指せます。食いしばりグセのある人や、気分が沈みがちな人はうつむきがちになるので顔の骨がズレがち。ぜひ試してみて。
あごがたるむ“前ズレ”顔

二重あごが気になるのは、食いしばりグセのせいかも。奥歯を食いしばると、ほほの咬筋(こうきん)に負担がかかりコリが発生。すると、あごが“前ズレ”状態に。あごと首の間にすき間ができて皮膚がゆるみ、二重あごの原因になります。
目元がたるむ“下ズレ”顔

目元がたるんでいる人は、無意識のうちにうつむきがち。下向きでスマホを見たり、悩みごとでうなだれていたりすると、おでこの骨に力がかかり、顔全体が“下ズレ”状態に。目元の筋肉がこり固まり、目尻がたるみやすくなります。
「寝たまま」の姿勢がたるみを上げるコツ

仰向けに寝ると、全身がリラックス。顔や体のこわばりが取れやすくなります。さらに、寝た状態なら手によけいな力が入りにくく、手の重みを使ったマッサージが可能。マッサージをするときは、何も考えず、自然に横になって手を動かすだけでOKです。
<“前ズレ”顔>二重あごをスッキリさせる「エラほぐし」
二重あごは、コリ固まったあごの筋肉をほぐせばスッキリ。最初のうちは、うまく指が入らなくてもOK。
(1)エラ部分をほぐす

仰向けに寝て、人差し指の第二関節をエラ部分に当てる。人差し指を小刻みに揺らし、エラ部分をコリコリとほぐす。気持ちいいと感じる強さで行う。
(2)あご先までほぐす

親指をエラの下に、それ以外の指を耳の下に添える。親指を骨の内側に押し入れながら、4本の指で骨をはさむように手を動かし、あご先までほぐす。
<“下ズレ”顔>目元のたるみを和らげる「おでこほぐし」
目尻のたるみに悩んでいるなら、おでこのマッサージがおすすめ。力は入れず、気持ちよく引き上げて。
両手でおでこを引き上げる

仰向けに寝て、両手でおでこを包みます。息を吐きながら、おでこをまっすぐ引き上げ、息を吸いながら手をゆるめる。自分の呼吸に合わせ、ゆっくりと2回行う。
寝た状態でリラックスしながら、二重あごや目元のたるみをリセットしましょう!
撮影/古谷利幸(F-REXon) モデル/渋沢あき
(からだにいいこと2021年4月号より)
[ 監修者 ]