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ウォーキングする女性

【痩せる歩き方】で賢くダイエット!正しいウォーキングのコツを伝授

ウォーキングは手軽に始められる有酸素運動で、ダイエットにも効果的。この記事では、痩せる歩き方のポイントや効果を高めるコツを解説します。正しい歩き方を身につけて、健康的に理想の体型を目指しましょう。

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痩せるウォーキングの基礎知識

ウォーキングがダイエットに良いと言われるのは、きちんと理由があります。歩くことで脂肪が燃えやすくなり、正しい方法で続ければ、体の引き締めや健康づくりにもつながります。

痩せる歩き方をマスターするために、まずはその効果や基本的なポイントをしっかり知っておきましょう。

歩くことがダイエットに効果的な理由

ウォーキングする女性

ウォーキングは、脂肪を効率よく燃やす有酸素運動の代表格です。有酸素運動とは、酸素を使って体内の糖や脂肪をエネルギーとして消費する運動のことで、ウォーキングのように軽めの運動を一定時間続けることで効果が得られます。

こうした運動を習慣化すれば体脂肪が燃えやすくなり、肥満の予防やダイエットにもつながります。

また、カロリーを消費するだけでなく、継続することで健康的な体づくりにも役立つのがウォーキングの魅力です。

正しいウォーキングによる健康効果

正しいウォーキングを続けることで、ダイエットだけでなく多くの健康効果が期待できます。ウォーキングは全身の筋肉をバランスよく使うため、血流が良くなり、冷え性や肩こり、腰痛の改善に役立つこともあります。

また、心肺機能が高まるため、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の予防や改善にもつながります。さらに、歩くことで脳の働きが活発になり、ストレス軽減や精神の安定に役立つほか、睡眠の質向上にも良い影響があるとされています。

痩せる歩き方の正しい実践方法

ウォーキングする女性

ダイエット効果をしっかり実感するためには、正しいフォームでウォーキングを行うことが欠かせません。ここでは、効率よく痩せるための歩き方を、具体的なポイントに分けてわかりやすくご紹介します。今日からすぐに取り入れられるコツなので、ぜひ今日から実践してみて。

基本のウォーキング姿勢

ウォーキングの効果を最大限に引き出すには、まず正しい姿勢を保つことが大切です。頭は上から軽く引っ張られているようなイメージで背筋を伸ばし、あごは軽く引きます。

視線はまっすぐ遠くを見て、肩の力はリラックスさせましょう。下腹に軽く力を入れることで骨盤が安定し、腰が反りすぎるのを防げます。横から見ると耳、肩、骨盤が一直線になるのが理想です。

このような姿勢を意識することで、体幹が使われ、下腹の引き締めにもつながり、カロリーを消費しやすい痩せるウォーキングが可能になります。

かかとから着地する

歩く足元

歩く際は、かかとから地面に着地することを意識しましょう。これにより足裏全体を使ったスムーズな体重移動ができ、膝や腰への負担が軽減されます。特にヒールのある靴を履く場合は、無意識に前のめりになりやすいため、かかとからしっかり着地する意識を持つことが重要です。安定した歩行を保ち、フォームの崩れを防ぐためにも、ヒールを履いているときこそ正しい着地を心がけましょう。

つま先の使い方

歩く足元

かかとから着地し、足裏全体で地面を踏みしめた後は、親指の付け根でしっかりと地面を蹴り出すことが重要です。足の指を使うことで、推進力が生まれ、歩行の効率が高まります。すり足にならないよう注意しましょう。

歩幅を広く取る

ウォーキングする女性

ダイエット効果を上げるには、少し広めの歩幅で歩くことがポイントです。歩幅を広げることで下半身の大きな筋肉を使い、消費エネルギーが増えます。みぞおちから脚が始まっているイメージで股関節を大きく動かすと自然に歩幅が広がり、効率的なウォーキングに。

さらに、大股で歩けば自然とお尻の筋肉が使われるので、ヒップアップの効果も期待できますよ。

顔の向きと腕の振り方

ウォーキング中は、顔を正面に向け、視線をやや遠くに定めることが大切です。腕は軽く肘を曲げ、肩の力を抜いてリズミカルに前後に振りましょう。特に腕を後ろにしっかり引く意識を持つと、肩甲骨が動きやすくなり、全身運動の効果が高まります。腕を大きく振ることで、自然と歩幅も広がるうえに、二の腕の筋肉が使われてシェイプアップ効果を望めます。

ダイエット効果を高めるウォーキングのコツ

ダイエット効果を高めるためには、ただ歩くだけでなく、いくつかのポイントを意識してウォーキングを行うことが大切。正しいフォームや歩き方を身につけることで、脂肪燃焼を促し、理想の体型を目指しやすくなります。

日々のウォーキングにこれらのコツを取り入れて、賢くダイエットを進めましょう。

痩せる歩き方のポイント

スマホを見る女性

ウォーキングを始めるときは、無理をせず少しずつ距離や時間を増やすことが大切です。初めからがんばりすぎると疲労がたまったり、ケガをするリスクが高まったりします。

まずは1回20分ほどから始めて、慣れてきたら歩く時間を延ばしたり、速さを少し上げたりしてみましょう。

ランニングウォッチやスマートフォンのアプリを使って歩数や歩行距離・時間を記録するのもおすすめ。自分のがんばりが見返せるのでモチベーションもアップにつながりますよ。

毎日の移動をダイエットに活用するコツ

階段を歩く女性

普段の生活の中で歩く機会を意識的に増やすことも、ダイエットに効果的です。例えば、一駅分歩く、エスカレーターやエレベーターの代わりに階段を使う、近い距離は自転車やバスではなく歩くといった小さな工夫が歩数を増やします。

家の中でこまめに動いたり、いつも利用するコンビニの一駅先まで歩いたりするのもおすすめ。こうした日常の中での積み重ねが、無理なく自然に運動量を増やすポイントです。

脂肪燃焼を促進させるには

脂肪燃焼効果を高めるには、正しいフォームで「少しきつい」と感じる程度のペースで歩くのが効果的です。息が軽く弾んで「会話はできるけれど歌うのは難しい」くらいの強度が目安です。

有酸素運動は始めてから約20分で脂肪燃焼が活発になるとされますが、まとまった時間が取れない場合は10分程度のウォーキングを数回に分けて行ってもOK。さらに効果を高めたいなら、ウォーキングに筋トレを組み合わせるのもおすすめです。

下半身・足の引き締めに効くコツ

ウォーキングは下半身の筋肉を多く使うため、脚の引き締めや下半身痩せに効果が期待できます。筋肉を意識して動かすことで、より効率よく引き締めが進みます。

脚痩せ効果を高める歩き方

ストレッチする女性

脚痩せを狙う場合は、太ももやお尻の筋肉をしっかり意識しながら歩いてみて。歩幅を広げて、かかとから着地し、足裏全体を使って地面を蹴り出す動作を丁寧に行うと、太ももの前後(大腿四頭筋・ハムストリングス)やお尻の大臀筋、ふくらはぎの腓腹筋・ヒラメ筋などを効果的に動かせます。坂道を歩くと負荷が高まり、脚全体が引き締まりやすくなりますよ。

さらに、歩く前に下半身のストレッチや軽い筋トレをすると、効果がアップします。

痩せる歩き方の注意点

正しいウォーキングを実践するうえで、気をつけたいポイントがあります。意識して取り組むことでケガを防ぎ、より効果的にダイエットへとつなげられます。

猫背や内股の矯正方法

猫背

猫背や内股の癖があると、ウォーキングフォームが崩れ、十分な効果が得られにくくなります。また、体のバランスが乱れやすく、腰痛や膝の痛みを引き起こすことも。猫背の人は、壁を使って姿勢をチェックする練習が効果的です。壁に頭・肩・お尻・かかとをつけた状態で立つと、理想の姿勢を感覚的に覚えやすくなります。

内股の矯正には、歩く際に膝とつま先がまっすぐ前を向くよう意識し、骨盤が後傾しないよう注意するとよいでしょう。こうした習慣を重ねることで、姿勢が整い、引き締め効果も向上します。

すり足や浮指にならない

タオルギャザー

すり足や浮指(足の指が地面につかない状態)は、正しい歩行を妨げるだけでなく、足の筋肉がうまく使われず疲れやすくなる原因となります。

特に、すり足のままだと前ももばかりに負担がかかり、バランスの悪い体型につながりやすくなります。歩くときは「かかと着地 → 足裏全体で体重移動 → 親指の付け根で蹴り出す」という流れを意識しましょう。足指を使う感覚がつかめない場合は、タオルを足の指でたぐり寄せる「タオルギャザー」や、つま先立ちを繰り返す運動が有効です。

トレーニングを続けるうちに、足裏や足指の筋肉が活性化し、安定した歩行ができるようになります。

運動前に筋トレを取り入れる

スクワット

ウォーキング前に軽い筋トレを取り入れることで、脂肪燃焼効果を高められます。特にスクワットやランジなど、下半身の大きな筋肉を使う動きがおすすめです。

先にこうしたトレーニングを行い、筋肉が目覚めた状態で歩けば、エネルギー消費が促され、効率的なダイエットにもつながります。

さらに、筋トレで姿勢が整いやすくなるため、ウォーキング中のフォームも安定しやすくなります。ストレッチや関節をほぐすウォームアップを加えれば、ケガの予防にも効果的です。

ウォーキングで得られるダイエット以外の効果

のびをする女性

ウォーキングはダイエットだけでなく、心身の健康に多くの効果をもたらします。正しい方法で継続することで、様々なメリットが得られるでしょう。

ウォーキングによるダイエット以外の効果として、まず血行促進が挙げられます。これにより、冷え性や肩こり、腰痛の改善が期待できます。また、心肺機能が向上し、疲れにくい体になることもメリットです。生活習慣病の予防や改善にも効果的であり、血糖値や血圧、コレステロール値の改善に役立つとされています。

さらに、ウォーキングはストレス解消や気分転換にもつながり、メンタルの安定や睡眠の質の向上にも良い影響を与えます。脳の活性化や骨密度の維持にも効果が期待でき、正しい姿勢で歩くことで姿勢が良くなり、見た目の変化も感じられるでしょう。

一日に歩くおすすめの時間と歩数

ダイエットや健康維持のためには、一日にどのくらいの時間、どのくらいの歩数を歩くのが理想的なのでしょうか。ここでは、その目安と日常生活で歩数を増やすコツについて説明します。

理想的な歩く時間と歩数

歩数をチェックする女性

健康維持や生活習慣病予防のためには、1日あたり8,000歩から10,000歩程度が理想的とされています。これは時間にして1時間半から2時間程度に相当します。しかし、最初からこの目標を達成するのが難しい場合は、まずは1日に「+2,000歩」を目標に始めてみましょう。

厚生労働省の基準では、18歳から64歳までの目標歩数は8,000歩とされています。1,000歩は約10分の歩行に相当するため、例えば今より20分から25分多く歩くことを意識すると、2,000歩から2,500歩程度増やせる計算になります。

体力に自信がない場合は、ウォーキング時間を増やすことによって体への負担を減らしつつ運動量を増やすのもおすすめです。

参考:健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023(厚生労働省)

日常で歩数を増やすポイント

日常生活の中で意識的に歩数を増やすためのコツはいくつかあります。

エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を利用する、近距離の移動は徒歩にする、車を使う際に駐車場の入り口から遠い場所に停めるなどは手軽に歩数を増やす方法です。

また、テレビを見ながら足踏みをしたり、家事の際にきびきび動いたりするのも歩数を増やす工夫。通勤や通学時に一駅分歩いたり、買い物の際に少し遠回りしたりするのも良い方法です。無理なく続けられる範囲で、日々の生活の中に歩く習慣を取り入れてみましょう。

まず、目標歩数を設定し、歩数計アプリなどを活用して記録をつけることがモチベーション維持につながります。

まとめ

ウォーキングする女性

ウォーキングは、正しい方法で行えばダイエット効果はもちろんのこと、様々な健康効果も期待できる素晴らしい運動です。

姿勢を意識し、かかとから着地してつま先で蹴り出す、歩幅を広く取るといった基本的なコツを押さえることから始めましょう。さらに、腕をしっかり振る、つま先をまっすぐ向けるといった点を意識することで、効果を高められます。

猫背や内股といった癖がある場合は、意識的な矯正やストレッチを取り入れることも重要です。ウォーキングに筋トレを組み合わせたり、日常生活の中で歩く機会を増やしたりすることで、さらに効率よくダイエットを進められます。今回ご紹介した情報を参考に、今日から正しいウォーキングを実践し、健康的に理想の体を目指しましょう。

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