【食】産直市場で見つけた腸活野菜とは?私の腸活レポート!
みなさま、普段から体の調子は整っていますか? 私は長年、お通じが悪いことに悩んでいたのですが、『からだにいいこと』で出会った腸活レシピを活用したところ、整腸剤に頼らず、改善できることを知りました。
かつお節ふりかけで便秘改善!
私は、夏は冷麺やアイスなど冷たい食べ物がやめられず、それに輪をかけてぐうたら体質で冷え性。季節の変わり目は夏の疲れなのか、お通じが悪くなって、顔のむくみ、吹き出物、身体が全体的にだる重な感じになるのです。
そんなとき、緊急デトックスと称して、通称「ましまし」を作って食べるのです。
「ましまし」とは、子どもたちも大好きな、かつお節ふりかけのこと。『からだにいいこと』2020年4月号で、内科医・工藤孝文先生が紹介していた、腸内環境が整うかつお節レシピのかつお節ふりかけのことなんです。
作り方は「食欲がおさまり腸内環境も整う「かつおぶしレシピ」5選」に載っているので、ぜひそちらを参考に。
かつお節に相性バツグンのごまやきざみ昆布、粉末緑茶を加え、レシピでは煮干しなんですが、我が家は子どもが好きな釜揚げちりめんと、しょうゆやみりんなどの調味料を混ぜて炒めたふりかけを作ります。作っているときの香りもよいのですが、食物繊維やグルタミン酸、カテキン入りで栄養効果もましましです。
夕食のご飯のお供や汁物にプラスして食べてみると、便秘で苦しむ翌朝にお通じもあり、むくみもスッキリするのです。
それまでは時々、整腸剤に頼っていたのですが、これを知ってからは材料があると常備菜のひとつにしています。うどんやそうめんの薬味、付け合わせにもいいですよ。
産直市場で出会ったスーパーフード「菊芋」
我が家は転勤族。転居すると、まず地元のJA産直市や道の駅巡りをしています。地元の旬の野菜や果物、ソウルフードなどおいしい物に出会えることが多く、ワクワクしながら出かけます。
以前、高知県にいたのですが、ちょうど秋から冬になり始めた頃に産直市で出会ったのが「菊芋」でした。
みなさん、菊芋をご存じですか? 私はそのときが初見で、生姜を買ったつもりで菊芋を買っていました。お恥ずかしい限りなんですが、見た目も似ていないのに、その売り場にあるからと思い込みで間違えたのです。私の愛読書の野菜レシピ本には載っていないし、商品シールをよく見てから「菊芋って何?」から、調べてみることにしました。
菊芋とは、北アメリカ原産のキク科ヒマワリ属の根菜で、生命力が強い野菜。秋頃、かわいらしい黄色い花が咲き、花が枯れた11月頃、地中を掘ると菊芋が収穫できるそうです。水溶性食物繊維イヌリンが多く含まれる菊芋は、さまざまな料理に使えるスーパーフードなんだとか。
菊芋の栄養成分表を見てみると
可食部100gあたり66kcal
脂質…0.4g
ナトリウム…1mg
カリウム…610mg
炭水化物約…15g
水溶性食物繊維…0.4g
不溶性食物繊維…1.6g
ビタミンC…10mg
鉄…0.3mg
マグネシウム…13mg
ビタミンB6…0.1mg
主に食物繊維イヌリンとカリウムを多く含み、程よくミネラルを含む菊芋は腸内環境を整えるそうです。効能には
- 脂肪蓄積を抑える
- 血中コレステロール値を下げる
- むくみの改善など
とありました。
きんぴらや揚げ物にもぴったり
菊芋レシピに手軽なきんぴらを見つけたので早速作ってみることにしました。炒めるとれんこんのきんぴらのような食感でおいしいかも。そのほか、揚げ菊芋なども紹介されていました。
よく探してみると、健康茶コーナーで菊芋茶も見つけました。
注意事項としては食べる際にキク科(春菊やレタス、ごぼう、フキなど)アレルギーがある方は禁忌なのでご注意下さい。ヨモギやブタクサなど、キク科植物で花粉症のある方もアレルギー症状が出る場合があるようです。
カリウムも多めなので、カリウム制限のある方も要注意。体によいからと菊芋を大量に食べすぎると、お腹がゆるくなるので注意しましょう。最近は菊芋パウダーや菊芋茶など手軽に摂取できる商品もあるのでそちらを活用してみてもよさそうですね。
今回は、かつお節ふりかけと産直市で見つけた菊芋をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? 菊芋はいろいろなアレンジレシピがある模様。今度また見つけたら、ぜひ挑戦したいと思います。
腸内環境を整える腸活レシピは体にいいのですが、食べすぎにはご注意ください。お腹が緩くなりすぎては困りもの、何事もほどほどに。みなさまも自分に合う腸活フードを見つけて試して見てくださいね。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。