炭酸水メーカーはコスパが悪い?後悔するケースや選び方なども紹介
炭酸水メーカーはコスパが悪いと耳にし、購入するか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。本記事では、炭酸水メーカーのコスパについて解説します。興味がある方は、ぜひご覧ください。
目次
炭酸水メーカーはコスパが悪いって本当?
一見コスパが良さそうな炭酸水メーカーですが、コスパが悪いと耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。まずは、炭酸水メーカーのコスパについて見ていきましょう。
炭酸水メーカーはコスパが悪いといわれている理由
「炭酸水メーカーはコスパが悪い」といわれている理由は、主に初期費用が必要だったり、定期的にガスシリンダーを交換したりなどのコストがかかる点が挙げられます。他にも何らかの原因によって故障するリスクも伴います。
炭酸水メーカーは、安いものでも最低1万円以上です。さらにガスシリンダーは、1本あたり60Lほど作れるもので4,000円前後が相場です。毎日炭酸水を飲む方や家族が多い場合は、ガスシリンダーの交換頻度も増えるため、ランニングコストも大きくなるでしょう。
このような点から、炭酸水メーカーはコスパが悪いといわれていると考えられます。
ペットボトルの炭酸水を買うよりもコスパは良い
炭酸水メーカーは、初期費用やランニングコストがかかったり、故障のリスクが伴ったりする点からコスパが悪いといわれています。
しかし、実際のところはペットボトルの炭酸水を買うよりもコスパは良いとされています。炭酸水メーカーで有名なソーダストリームは、500mlあたり18円程度と発表しており、ペットボトルの炭酸水よりもコスパが良いことがわかります。
炭酸を強くすることで、1杯あたりの価格は変動しますが、ペットボトルよりはお得と考えられるでしょう。
炭酸水メーカーのメリット
炭酸水メーカーは、コスパの良さ以外にも下記のようなメリットがあります。
- 炭酸の強弱を好みに調整できる
- ペットボトルよりもコスパが良い
- 好きなときに炭酸水を飲める
- メーカーによっては炭酸水以外も楽しめる
- ペットボトルゴミを減らすことができる
それぞれについて詳しく解説していきます。
炭酸水には、砂糖や添加物などが入っていません。そのため、「毎日飲んでも問題ないのでは?」と考えている方もいるでしょう。本記事では、炭酸水を毎日飲むとどうなるのか解説します。
炭酸の強弱を好みに調整できる
炭酸の強弱を自分好みに調整できるのも特徴です。市販の炭酸水だと、すでに炭酸の強弱が決まっているため「もっと炭酸が強かったらいいのに」と感じたことがある方もいるのではないでしょうか。
強炭酸水をつくりたい方は、ガスの量を表すGV(ガスボリューム)が3.5以上であるかを確認しましょう。強炭酸として有名なウィルキンソンの炭酸水は、3.62GVです。3.5GV以上が可能なアイテムであれば、刺激の強い強炭酸をつくれます。
ペットボトルよりもコスパが良い
前述の通り、炭酸水メーカーはペットボトルよりもコスパが良いのがメリットです。500mlあたり18円程度で飲めるため、毎日飲む方におすすめです。
また多少変動しますが、ガスシリンダー1本で60L程度の炭酸水をつくれます。1日500ml飲んだ場合は、ガスシリンダー1本で4カ月程度飲むことが可能です。
定期的にかかるガスシリンダーの費用で購入を躊躇(ちゅうちょ)している方もいるかもしれません。しかし、トータルで考えるとお得といえるでしょう。
好きなときに炭酸水を飲める
好きなときに炭酸水を飲めるのも魅力のひとつです。ペットボトルの場合、ストックを切らしてしまうと、わざわざ買いに行かなくてはなりません。しかし、炭酸水メーカーであれば、好きなときに炭酸水を飲めます。
ガスシリンダーが切れるケースもありますが、1本で60L程度飲めるため、1本ストックしておくだけで十分と考えられます。
メーカーによっては炭酸水以外も楽しめる
炭酸水メーカーによっては、炭酸水以外のドリンクも楽しむことができます。ジュースを炭酸ドリンクにしたり、ワインをスパークリングワインにしたりと、さまざまなドリンクを楽しめるでしょう。
他にも、炭酸水メーカーでつくった炭酸水に専用のシロップを入れて、フレーバードリンクを楽しむといったレシピもあります。
なお、炭酸水専用メーカーにジュースやお酒を使うと、故障するリスクがあるため、必ず購入前に確認しましょう。
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ペットボトルゴミを減らすことができる
ペットボトルの炭酸水を頻繁に買っており、ゴミが多いことに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。特にペットボトルゴミはかさばる上に、分別が面倒と感じるケースも少なくありません。
炭酸水メーカーは、ペットボトルゴミが出ないため、大量のゴミが出たり、頻繁にゴミ捨てに行ったりする手間が省けます。SDGsなど環境に良い影響を与えてくれるのもメリットといえます。
炭酸水メーカーのデメリット
多くのメリットがある炭酸水メーカーですが、下記のようなデメリットも伴います。
- 初期費用が高い傾向にある
- 定期的にガスシリンダーの交換費用や手間がかかる
- メーカーを置くためのスペースが必要になる
購入を検討している方は、メリットだけでなくデメリットについても理解しておきましょう。
初期費用が高い傾向にある
炭酸水メーカーは、本体を購入するのに最低でも1万円程度はかかります。ボタン1つで炭酸水の強弱を調整したり、フレーバー付きドリンクをつくれたりするものは、本体価格も高い傾向です。
しかし、初期費用は高いものの、半年〜1年程度で元は取れると考えられます。一度購入してしまえば長期間使えるため、炭酸水をよく飲む方は、初期費用でためらわなくてもよいでしょう。
定期的にガスシリンダーの交換費用や手間がかかる
炭酸水メーカーを使うには、ガスシリンダーが必要です。メーカーによっても異なりますが、ガスシリンダー1本で60L程度の炭酸水をつくれます。
頻繁に炭酸水を飲んだり、家族で使ったりしている場合は、早いと2カ月程度でガスが切れてしまうケースも少なくありません。
定期的にガスシリンダーを購入し、交換を行わなくてはいけない点は、デメリットとして考えられます。1本4,000円程度かかる上に、ガスが切れる前に購入しておく必要があることに留意しておきましょう。
メーカーを置くためのスペースが必要になる
炭酸水メーカーを置くためのスペースも必要です。スリムな商品が多いため、大きなスペースが必要になるわけではありませんが、人によってはデメリットと感じるかもしれません。
コンパクトな商品も多く販売されているため、一度実物を確認してみるのがおすすめです。
【比較】炭酸水メーカーの選び方とは?後悔しないために慎重に選ぼう
「炭酸水メーカーを買いたいけれど、選び方がわからない」といった方もいるのではないでしょうか。せっかく購入するなら後悔せず、理想に合う炭酸水メーカーを購入したいところです。ここからは、炭酸水メーカーの選び方を3つ紹介します。
シリンダー式かカートリッジ式か
炭酸水メーカーに使用するガスには、シリンダー式とカートリッジ式の2種類があります。ガス交換の手間を減らしたい方は、シリンダー式がおすすめです。ガスシリンダー1本で2カ月程度は炭酸水を楽しめます。
一方でカートリッジ式は、使い切りタイプのため、交換などの手間がかかります。使用頻度が少ない方や持ち運びたい方には、カートリッジ式が向いています。
手動式か電動式か
炭酸の強弱を調整したい方は、電動式ではなく、手動式を選びましょう。手動式は、ボタンを押す強さや回数で炭酸の強弱を調整できます。わざわざボタンを押す手間はかかりますが、自分好みに調整してつくりたい方におすすめです。
ワンタッチで炭酸水をつくりたい方には、電動式が向いています。強弱の調整はできませんが、こだわりがない場合は、電動式のほうが便利でしょう。
水以外にも炭酸を入れられるか
ジュースやワインなどに炭酸を入れたい場合は、それらに対応しているかを確認しましょう。ジュースを炭酸ドリンクにしたり、炭酸の抜けたビールを復活させたりすることが可能です。
ただし、商品によっては、炭酸水にフレーバーを入れてジュースをつくるものもあるため、詳しく確認しておくことが大切です。
ペットボトル入りのミネラルウォーターは、体に悪いのではないかと不安に感じている人もいるでしょう。本記事では、ミネラルウォーターは危険なのか、買ってはいけないミネラルウォーターの特徴などを紹介します。
まとめ
炭酸水メーカーは、初期費用が高い傾向にあったり、ランニングコストがかかったりすることから「コスパが悪い」といわれています。
しかし、ペットボトルの炭酸水を買うよりはコスパが良い上に、炭酸の強弱を調整できるなど多くのメリットがあります。頻繁に炭酸水を飲む方や、買いに行くのが面倒だと感じている方は、炭酸水メーカーを購入してみてはいかがでしょうか。