
松山ケンイチさん「違う感性をたくさん持ちたい」|癒やされタイム
さまざまな役柄を演じ分けて、見る人を映像の世界へと引き込む松山ケンイチさん。東京と地方での二拠点で暮らす松山さんに、仕事とプライベートの“今”についてお聞きしました。
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松山ケンイチさん

1985年3月5日生まれ、青森県出身。2002年にドラマ『ごくせん』で俳優デビュー。以後、映画『デスノート』シリーズ、『聖の青春』、『ノイズ』、NHK大河ドラマ『平清盛』、TBS日曜劇場『日本沈没‐希望のひと‐』、舞台『hana-1970、コザが燃えた日-』など映画、ドラマ、舞台に幅広く出演。2022年は主演映画『川っぺりムコリッタ』の公開も控えている。
時間をムダにはできない 今しかできないことと向き合っていきたい、と改めて感じています
約3年前から東京と地方での二拠点生活をしている、松山ケンイチさん。家族とともに自然と触れ合いながら過ごす日々は、役者としての自身にも影響を与えているそう。
「ひとつの場所に引きこもってがんばっても、それはひとつの感性を極めることにすぎない。感性とは無限に広がるものだと思うんです。僕はひとつのことを深掘りするよりも、違う感性をたくさん持って、いろいろなキャラクターを演じられるようになりたい。感覚の違う、異なる環境で過ごすニ拠点生活は、それを得ていくのにぴったりなんです」
そんな生活のなかで撮影が始まった映画『大河への道』。松山さんが演じるのは現代の木下と、江戸時代の又吉という生きる時代が違う2つのキャラクター。どちらも中井貴一さん演じる役柄の部下にあたります。
「2011年にNHK大河ドラマ『平清盛』のオファーをいただいたとき、自分に主役が務まるのかと不安になっていました。そんなときに背中を押してくださったのが中井貴一さん。貴一さんは、まさに僕の“大河への道”を作ってくれた方なんです」

50歳を過ぎて日本地図の編纂に始めた伊能忠敬のエピソードを描いた『大河への道』。忠敬のその生き方を知り、改めて感じたことがあるそう。
「何かを始めるのに、今の年齢と10年後では違うはず。やりたいことがあるなら、時間をムダにはできないですね。今できること、今しかできないことと向き合っていきたい、と改めて感じています」
雑誌『からだにいいこと』6月号では松山さんのインタビューを4ページ掲載!

発売中の雑誌『からだにいいこと』6月号では、4ページにわたって松山さんのインタビューを掲載しています。Web版とは異なる写真も必見! あわせてお楽しみください。
『大河への道』5月20日より、全国にて公開

千葉県香取市役所の観光事業として、初めて日本地図を作った郷土の偉人「伊能忠敬」の大河ドラマの開発プロジェクトが立ち上がった。総務課主任の池本(中井貴一)は部下の木下(松山ケンイチ)と奮闘するなか、脚本作りの最中に忠敬の驚くべき事実を発見する。立川志の輔の新作落語を中井貴一の企画で映画化。

中井貴一、松山ケンイチ、北川景子 原作:立川志の輔 とある“大河ドラマ”の開発チームが発見してしまった、200年前の驚きの秘密とは・・・笑って泣けて、そして日本史の常識をもひっくり返す〈歴史発見〉エンタテインメントが誕生!
https://movies.shochiku.co.jp/taiga
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